ベガルタ仙台 クエンカの時間を作る力
どうも!フラノです。
今日は仙台VS広島を観戦して気になった選手を1人解説します!
イサック・クエンカ選手です!
ボールポゼッションが苦手な仙台の中で、仙台ボールの時間を増やし、
徐々に流れを変えられたのは、クエンカ選手の技術が要因だと思います。
結果は引き分けでしたが、さすが元バルサだなと思いました!
クエンカ選手の良かった点は、
①圧倒的技量でボールを失わず、味方が上がってくる・休む時間を作っていた
②DFとボランチの間でボールを受ける駆け引き
と考えています。
前半は広島の支配率が70%近くあり、仙台ボールの時間が非常に少なく、
ショートパスもほぼ繋がらない非常にしんどい展開でした。
70分頃から仙台のシステムが3-6-1 or 5-4-1っぽく変わって、
クエンカ選手がトップ下っぽいポジションでプレーできるようになってから、
圧倒的なスキルでボールを失わず、味方の時間を作ったことで仙台の時間が徐々に増えてきました。
味方の時間を作るということは、
①味方が攻撃に上がってくることができ、攻撃に厚みが出る
②DFラインを上げる時間ができ、セカンドボールを拾いやすくなる
→つまりチームとしてマイボールの時間が増えていく
というメリットがあり、攻撃・守備両面に良い影響を与えられます。
またボールを受けるときのポイントで、
DFとボランチが「どっちがマークするの?」という曖昧なポジショニングを
意図的にしていたことがボールを受けられた要因だと思います。
私もドカ蹴りサッカーチームにいたことがありますが、前線の選手のボールキープは、
全体が前に上がってきていない分孤立していて、本当にしんどいんですよね・・・
その分個人のスキルでボールキープができれば、プレー価値も大きなものになります!
中高生の皆様へ
もしなかなかポゼッションがうまくいかないチームの前線の方は、
まずはマイボールの時間を作っていくことを意識しましょう!
監督やメンバーから信頼・感謝されますよ!
ではまた!
フラノ